南フランス・スペイン地中海地方を描く 2011.4.13

Posted by: | Posted on: 9月 4, 2014

ツアー名:南フランス・スペイン地中海地方を描く
訪問都市:フランス(カルカッソンヌ、ラグラッセ、コリウール、
     バニュルス・シュル・メール)
     スペイン(ジローナ)
期間:2011年4月1日(金)~4月8日(金)8日間

 今回は、絵画のグループ35名様にご参加頂いた。この時期のフランス南西部は日中、
15℃~17℃、日の出:7時30分、日の入:20時30分と気候も大変過ごしやすい。カルカッソンヌは、世界遺産の要塞が目の前に広がるホテル確保出来、好評であった。コリウールの滞在ホテルは、ピカソやマティスなど数多くの有名な画家達が訪れたカフェでも知られ、ホテル内の至る所に絵画が展示されている。
普段は、一般に公開はしていないが、ピカソ達が書き残したホテルのサイン帳も丁寧に
保管されており、今回はオーナーに頼み、快く見せて頂いた。
各都市、シーズンオフの期間であるので、レストランやお店がクローズしている店舗
一方南下して移動した最後の都市スペイン・ジローナは、日中は、31℃の快晴、太陽が照り付ける。19時の時点でも25℃もあった。
今回の行程は、山間部と海岸沿線の両方を組み込み、山と海の両方のスケッチをお楽しみ頂いた。

●Carcassonne/カルカッソンヌ(フランス)
*世界遺産:歴史的城塞都市カルカッソンヌ(1997年登録)
*人口:約4万7000人

*カルカッソンヌの街は、オード川を挟んで右岸の高台を占める中世の城塞シテと城外の下町バスティード・サン・ルイに分かれる。
バスティード・サン・ルイからシテへは、ポン・ビュー旧橋かポン・ヌフ新橋を渡って
行く。橋を渡ると、なだらかな坂道が続く。15分近く道なりに沿って登っていくと、
シテの入場門ナルボンヌ門へ辿り着く。ナルボンヌ門の前には、車両用の広いスペースがあり、ここに車のパーキングがある。また、タクシーの発着もこのナルボンヌ門の前からとなる。インフォメーション・センターは、ナルボンヌ門の近くにあり。シテへの入り口は、もう一つオード門があるが、ナルボンヌ門とは正反対に位置。シテ内は、コンタル城やサン・ナゼール・バジリカ聖堂の見所は勿論だが、小さなお土産屋さん、レストラン・カフェが沢山集まっているのでゆったり見学が可能。

*城外の下町バスティード・サン・ルイは、カルノ広場近くにインフォメーション・センターがある。カルノ広場では、毎週火・木・土06:30~マルシェをやっている。主には、野菜や果物の生鮮食材であるが、チーズやジャム、蜂蜜、パンなど多様である。
カルノ広場の周りには、レストランやカフェが多くある。
最も賑わっている通りは、カルノ広場と駅を北に繋ぐクレマンソー通りである。
スーパーMONOPRIXをはじめ、服屋など人通りが多い。駅に程近いところには、子ども服専門店も3~4店舗あり、大変便利。カルノ広場から駅まで徒歩15分~20分程。

●Lagrasse/ラグラッセ(フランス)
*人口:約600人

*ラグラッセは、オルビュー川の渓谷にある。現在では、ワインが主産業である。

*街の西側に大型バスの駐車場あり。駐車場近くのカフェの横道から街の中へ入る。
街の中に入るとオルビュー川に向ってあるくと、インフォメーション・センターがすぐ
分かる。オルビュー川までは、徒歩約7~8分。見所は、城壁が残り狭い路地に続く中世の家々が残る村自体が美しい。また、オルビュー川にかかる橋ヴュー橋や中世の天井画が見れるメゾン・メイナード、橋の向こうに立地するサント・マリー・ドルビュー
修道院も見逃せない。

*バスの駐車場近く、城壁の外にカフェやワインのお店、アンティークショップが立ち
並ぶ。公共のトイレあり。

●Collioure/コリウール(フランス)
*人口:約3000人

*多くの著名な画家が訪れたこの街であるが、この街の光と色彩に魅了されたマティスやドランが「まるで野獣(フォーヴ)だ」と批判されたことから、「フォーヴィスム(野獣派)」誕生のきっかけとなった。そんな彼らが、絵を描いた場所には複製画が掲げられ、
現在の景色と見比べられる様になっている。インフォメーション・センターには、それらを回る専用のマップも置いてある。

*広場Pl.du 8 Mai 1945周辺には、スーパーCasinoやCarrefourがある。
公共のトイレもある。

*メインの通りは、海岸線のボラマー通りで、レストランやカフェが立ち並ぶ。
また、パラソル付きのベンチ席も沢山あり、ゆったり過ごせる。
また、裏に1本入ると小さなお土産屋さんやワイン・ショップ、服屋などがある。

*この時期は、シーズンオフの為クローズしているお店も多い。
また、月曜日はレストランが夜の営業をしない所も多い。

●Banyuls-sur-mer/バニュルス・シュル・メール(フランス)
*人口:約4700人

*街の見所は、ヨットハーバーと赤色の屋根が連なる街並み。街は海岸線に沿って立ち並んでいる。大型バスや車の駐車場は、街の中心よりはずれた所にある。
インフォメーション・センターと公共トイレが近くにある。海岸線には、レストランや
お土産屋、小さいスーパー、パン屋などが連なっている。一本裏通りに入ると、静かな
住宅(アパート)の中に商店があり、街の雰囲気を十分に味わえる。駐車場から街の
中心までは、徒歩約10分弱。

●Girona(Gerona)/ジローナ(スペイン)
*人口:約8万人

*街は、オンヤー川を挟んで右岸に旧市街、反対に新市街となっている。

*旧市街の中は、建物こそ中世のままであるが高級ブランドやブティック、レストラン、カフェなど大変充実している。





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