2013年 管理栄養士ヨーロッパ研修 2013.08.31

Posted by: | Posted on: 9月 4, 2014

ツアー名:管理栄養士ヨーロッパ研修
訪問都市:スウェーデン(マルメ・ルンド)
     デンマーク(コペンハーゲン)
     フランス(パリ)
期間:2013年8月20日(火)~8月26日(月)7日間

 今回は、総勢31名での研修旅行となりました。
天候にも恵まれ、スリ・盗難等トラブルもなく全員無事帰国することができました。
また、大人数でしたが、視察(施設訪問)も大変充実し、良い研修旅行だったと参加者の皆様よりお礼のお言葉を頂きました。
スウェーデン・マルメでは2グループに分かれての研修となりました。

 A班では、マルメ市内の学校及び老人ホームを訪問しました。学校では、子供たちの給食風景も見ることができ、最後にはTシャツやペンライト等のお土産まで頂き大変良くして頂いたそうです。スウェーデンでは栄養士が学校にいることはなく、日本の小中学校の現状をお話ししたところ先方が大変驚いていたとおっしゃていました。
私が同行したB班はルンド市内の食事サービス会社及びマルメ市内老人ホームを訪問しました。メディレストという食事サービス会社は、スコーネ地方にある4つの病院の病院食およびレストラン、カフェ、そして職員用の食事を提供しており、1日6000食を作っている規模としては大きい会社です。実際に厨房も見せて頂き、食材の保管から、調理、トレーにのせて準備されるところまで全て通して見せて下さいました。
実際に現場を見ることができ、大変有意義な時間を過ごすことができ、皆喜んでいました。
3日目はマルメ市内のスコーネ大学病院にて栄養士さんからのレクチャーを受けました。対応してくださったグニラさんは、スコーネではトップの栄養士で、糖尿病が専門となります。また今回同行してくださった先生が糖尿に詳しく、より専門的な話を聞くことができました。

 また、コペンハーゲンで訪問したフードハウスは国の栄養研究機関となっており、デンマークでは国全体で、普段食べる食事の食材という基礎から見直し、オーガニックフードに転換するというプロジェクトに携わっています。
とくに幼稚園や老人ホーム等公共施設で提供される食事の食材を将来的に90%オーガニックにすることを目標に進めています。
このフードハウスのような取り組みは世界的にも見ても新しく、食に携わる仕事に今後関わるであろう学生達にとっても食の素材の大切さや概念、考え方等について深く考えることができました。





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